「住宅ローンの返済額が家賃と同じくらいだから大丈夫だよね!」は危険⁈

目次
1.マイホーム購入後の費用について
2.住宅予算について

住宅ローンの相談を受けていると「今の家賃とほとんど変わらないから大丈夫だよね。」という声をよく聞きます。
果たして本当に大丈夫なのでしょうか。

マイホームへ引っ越すと新たに発生する主な費用を列挙しますと「固定資産税や都市計画税」の税金関係や建物の「火災保険料、地震保険料」などがあります。
また、「小さなお子様がいらっしゃる場合は、数年後にかかる費用(教育費など)も準備すること」が必要です。
その他、「住宅ローンの金利タイプの確認」が必要です。

建築会社が作成した住宅ローンのシミュレーションのほとんどが「最低利率の変動金利型」のタイプです。
この場合、将来の金利変動リスクに耐えられない可能性があります。

では、どうしたら良いのでしょうか?

住宅ローンの返済額と家賃とを別に考えてみてはいかがでしょうか。
「え⁈それでは、住宅ローンの方が家賃を上回る場合があるのでは?」
という声が聞こえてきそうです。

おっしゃる通りです。

我々「おうちの相談窓口」では、家賃ではなく、ご相談者様の将来設計を踏まえて、無理のない予算をシミュレーションさせて頂いております。
現在の家賃をベースに考えられた場合も、お子様の人数やご収入の上昇率によっては今後の生活が苦しくなる可能性も…
もしくは、将来設計の結果から家賃以上の追加予算を知ることもできます。

追加予算があることで、『将来のメンテナンスコストを削減できる性能の良い建築会社』を選択でき、ライフサイクルコストダウンに繋がるかもしれません。
家賃よりも住宅ローンの返済額が上回る方もいらっしゃいますが、トータルコストで考え、現在の出費、将来の出費、老後の貯蓄額から皆さま個々人の適正価格を知ることが大切と言えます。

いかがでしたか、一度、家賃と切り離して考えてみませんか。

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