『つなぎ融資』とは?

新居を建築するにあたって、検討が必要なことの一つに「つなぎ融資」があります。
まず初めに、なぜ『つなぎ融資が必要』なのでしょうか。

注文住宅で建てる場合、
仮に、1,000万円の土地を購入するとします。
その場合、土地の売主に対して土地の代金を支払う必要があります。

この様に、「土地の代金」だけでなく、住宅の完成前に「着工金」「上棟金(中間金)」のタイミングで支払いが必要になります。
自己資金がある方であれば、支払いは可能かと思いますが、支払いが出来ない方もいらっしゃいます。

そこで利用するのが 『つなぎ融資』です。

住宅の引き渡し前に必要な資金を融資するという事です。

※建売住宅や中古住宅、マンションの購入の場合は、すでに建物が完成している状態で購入する為、つなぎ融資は不要となります。

~つなぎ融資の内容~

  1. 住宅ローンの審査が通っている方が対象
  2. つなぎ融資金額の上限は住宅ローンの融資金額となり、融資回数は、「土地代金分、着工時・上棟時(一般的に請負金額の30%づつ)」の3回が多い
  3. 融資期間は、原則1年
  4. 「つなぎ融資の事務手数料やつなぎ融資の利息」の支払いが必要
  5. 土地に対して、抵当権の設定が行われる(設定しない金融機関も有り)
  6. 返済方法は、「期日(住宅ローンの融資日)に元利合計金額の一括返済」や「月々は、利息分のみを支払い、元金は期日(住宅ローンの融資日)に返済」など

上記は、一例となりますので、詳細は、各金融機関に確認をお願い致します。

~つなぎ融資シュミレーション~

条件1
・土地価格:1,000万円
・建物価格:3,000万円
・つなぎ融資 金利:3%※1
条件2
・土地購入代金(利用期間:6ヵ月(180日間)):全額支払い
・着工金(利用期間:4ヵ月(120日間)):建物価格の30%支払い
・上棟金(利用期間:3ヵ月(90日間)):建物価格の30%支払い
・事務手数料:110,000円(税込)※2
・印紙代:20,000円※3
  土地購入 着工金 上棟金 合計
融資額 10,000,000 9,000,000 9,000,000 28,000,000
利息(A) 147,945 88,767 66,575 303,288
(融資額×利息÷365日×利用日数)
印紙代(B)       20,000
事務手数料(C)       110,000
つなぎ融資の利息の総支払額
(A+B+C)
    433,288

この他にも保険料や振込手数料がかかります

※1 つなぎ融資の利息は2~4%が一般的
※2  事務手数料は、約10万円が相場
※3 借入額が1,000万円を超えて5,000万円以下の場合は2万円

つなぎ融資の金利は住宅ローンの金利に比べ少し高い場合が多いため、融資を受ける期間が長くなるとその分金利の負担が増えます。
工事が1ヵ月遅れた場合、金利の負担額が数万円増える事もあります。建築スケジュールをしっかりと確認し、返済計画を立てる事が重要です。
皆さまがつなぎ融資について、少しでもご理解いただければ幸いです。


おうちの相談窓口つくば土浦店/つくばみどりの店/とちぎ小山店では住宅会社のご紹介と合わせて、普段なかなか担当してもらえない店長や責任者クラスの方々をご紹介!

経験豊富で優秀な方々に担当していただけるので安心して家づくりが進められます。

おうちが欲しいと思ったら先ずは中立的な当店へご相談ください🏠


ご予約は
各店舗の予約カレンダーからお申し込みください。
お急ぎの方はお電話かLINEチャットにてお問合せください。

つくば土浦店/つくばみどりの店
☎:0120-900-482

とちぎ小山店
☎:0120-900-521


おうちの相談窓口では注文住宅専門のアドバイザーが家づくりに関する基礎知識を無料でしっかりお伝えし、信頼度の高い優秀な担当者への橋渡しをいたします。
茨城県や栃木県はもちろん、近隣県の方々からのお問い合わせも大歓迎です。
お気軽にお問合せやご予約をお待ちしております。

ご自身の住宅資金計画はいかがですか? セミナー・勉強会の参加はこちらから