住宅2018年8月21日
つくば工務店ランキング！！
目次
どの工務店で注文住宅を建てるのか迷った時、工務店ランキングが気になります。しかし、ランキングで工務店を選ぶのは考えものです！！
ランキングはどうやって決められているのか？
工務店ホームページのアクセス数が基準だったり、WEB制作会社に依頼して作成している場合もあり、ランキングの判断基準や誰がどのように審査しているのかはっきりしない。
工務店を選ぶポイント
どのような工務店があり、どのような特徴があるのか自分で調べる…しかし時間もかかり大変ですよね。今回は工務店を選ぶ上で重要なポイントをお教えいたします。
1.あらゆる特徴の工務店を調べる。
業者にはさまざまな業態があり、それぞれ違った特徴があります。ハウスメーカー的工務店、FCに加盟している工務店、大工中心の工務店…設計重視の工務店、コスト重視の工務店、自然素材重視の工務店、職人の質を重視した工務店… 沢山あって迷ってしまいますよね。
住宅展示場がなく、広告宣伝はせず、見学会を開いたことのない、このように情報発信をしていない工務店が大半です。
ですが、そんな工務店の中にも優良業者がいます。優良工務店は、紹介だけで次々と仕事を依頼され、なかには２年待ちというところもあります。
2.建設地からなるべく近い工務店を選ぶ
建設地を中心に半径50km以内、もしくは車で1時間程度にある工務店を選ぶのが良いでしょう。突発的なことがあった場合でも、すばやく対応してもらえる近さなら安心です。また、地元で実績がある会社は、土地の風土や環境にあった家づくりをしています。長年その地域で営業をしている工務店であれば、地元でも評判を落とさず、良心的な工事も期待できます。
3.長期優良住宅を建てられるか聞いてみる
※長期優良住宅…「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」の基準を満たし認定を取得した住宅。各種税制優遇などがある。認定の有無で転売時の価格に差がでると予想されている。
技術力と法律知識の水準が平均を超えているのでおすすめです。「長期優良住宅にすると建設費が上がる」と言う工務店は、普段はそれ以下の基準でつくっている可能性があります。『長期優良住宅』は任意の制度なので認定取得は住まい手の判断ですが、工務店店側が「後ろ向き」の対応でないかをチェックしておきましょう。
4.住宅完成保証制度を利用できるかを確認する
信頼性を見るうえ、1つ指標にしたいのが完成保証への加入です。完成保証は一定の経営水準を満たしている工務店だけが受けられる制度で、その工務店が施工中に倒産をしても、別の工務店が工事を引き継いで住宅を完成させてくれる制度です。
健康でないと生命保険に入れないのに似て、倒産リスクの高い工務店は完成保証に加入することができません。ですので、工務店を信頼を計る上で貴重な指標となります。
5.信頼性をチェックする
工務店そのものや経営者、担当者の「タッチ」から信頼性を判断することが、当たらずとも遠からずの一番いい方法です。実際に工務店や建築中の現場に行き、会社の雰囲気を感じたり、経営者や担当者と話しをしてみてください。
- 事務所内はちらかっていないか
- タバコの吸い殻があちこちに散らばっていないか
- 相手を見て真摯に質問に答えようとするか
- 面会の時間を守るか
- 働いている職人さんがあいさつしてくれるか
などが出来ていない場合、簡単に言うと「だらしなさ」を感じた場合は、その工務店をやめるべきです。
初見だらしないと思った工務店は、十中八九工事もだらしないです。工期を守らない、住宅に傷をつけるなど、だらしない工務店の典型的なトラブルです。基本的なことですが、当たり前のことができる工務店は信頼が出来ます。
6.結局のところ工務店とも「人対人」のお付き合い
家づくりにおいて、工務店が何を大切にしているかは非常に重要なことです。建物の品質や安全性はもちろん大切ですが、それよりもあなたとあなたの家族が「毎日の生活を楽しめる」ことのほうがもっと大切です。
例えば、「居間は何畳位欲しいですか？」と「居間でどのように過ごしたいですか？」だとどちらの質問が良いでしょうか？前者であると、生活スタイルは伝わりません。後者だと生活の話になります。相応しい居間の広さや仕様を提案してくれるはずです。
実力、実績があり良心的な工務店ほど、住まい手との「相思相愛」を求めています。なぜなら、工務店の仕事は家を作って終わりではないからです。点検やメンテナンスを含めて、住まい手とは長い付き合いとなるため、双方の相性が大切であることが経験的によく分かっているのです。
結局のところ、工務店とも「人対人」のお付き合いです。どんなチームを結成するのかも含めて、家づくりのプロセスを楽しんでください。
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