住宅2020年8月20日
『注文住宅と建売住宅の違いは?どちらがイイ?』
注文住宅は住む人に家を合わせます。
- 自分好みの設計ができる
建売住宅は住む人が家に合わせます。
- でき上がった家を買う
マイホームを買いたいと思った時注文住宅にするか建売住宅にするか迷います。どちらがいいかというよりも、価値観や家に対するこだわりが注文住宅と建売住宅のどちらが合うかということでしょう。まずは注文住宅と建売住宅の特徴やメリット・デメリットを理解したうえで選択をすることがベストといえます。
注文住宅とは住宅を建てる人があらかじめ取得した土地に、住宅を建てる人の依頼に応じて建築士や施工業者が設計・建設する住宅のことです。
好きな土地に自分の好みに合わせ、自由に企画・設計できるので、自分好みのこだわりの住宅を建てられること、建築のプロセスをチェックできることがメリットといえます。
また、土地探しからの家づくりになるため、建売住宅と比べると、企画・設計・工事に時間がかかり、実際の入居までの期間が長くなることがデメリットといえます。
さらに土地の購入や建築費用の分割支払いなど、住宅ローンが複雑になります。
「注文住宅は「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」の2種類に分類できます」
フルオーダー住宅 | ||
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設計の自由度が高い。 広さや間取り、使用する木材や断熱材、窓の種類、お風呂の設備仕様や外観のデザイン、ドアノブの形やカーテンレールの色など新築に関わるすべての項目について、細部に至るまで注文して決定する。 企画・設計にかなりの時間を要する。 デザイン等こだわりすぎると予算オーバーになりやすい。 予算を決めて資金計画を立てることが重要。 |
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セミオーダー住宅 | ||
設計の自由度はフルオーダーに比べてやや低い。 基本的な仕様が決まっている。 ハウスメーカーでは何パターンかある基本仕様から選ぶことができる。 建物の外観・内装のデザイン、お風呂やキッチン、トイレや洗面台など水回り等の設備など幅広い価格帯・種類の中から選ぶことができる。 フルオーダーよりも資金がおさえられる。 |
建売住宅とは、不動産業者が土地に建物を建て、土地と建物を一体化して販売する住宅のことです。プランが確定しているので、住む人が家に合わせることになります。
交通の便が良い、商業施設や学校なども近くにあるなど立地の良い場所に建てられることが多いのも魅力です。
規格化された建材や標準化した設備を使うため、低コスト&工期の短縮ができます。
また、金額が確定しているので資金計画が立てやすいこともメリットです。
規格通りに建てた家と土地を一体化して売るため、基礎や工法・間取りなど基本部分から自由に造ることができないこと、既に建物が建っている場合が多く、構造体や壁の内部のチェックができないことがデメリットといえます。
注文住宅と建売住宅の違い
注文住宅 | 建売住宅 | |
---|---|---|
設計の自由度 | 高い(自由に企画・設計できる) こだわりを盛り込める |
低い(規格化されている) 特に分譲住宅地は同じような家が立ち並ぶ |
建築中の確認 | 建築のプロセスをチェックできる | 建ち上がった状態で引き渡されるので、建築のプロセスはチェックできない |
仕上がりの確認 | 建物が完成するまで仕上がりはわからない | ほとんどの場合、購入前に確認することができる |
工期 | 土地が決まってから45日から90日くらいかかる こだわりによっては、それ以上の時間を要する |
すぐ住める状態で引き渡される |
資金 | こだわりによって予算オーバーになりやすい | あらかじめ価格が決まっている 注文住宅より低く抑えられる |
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