住宅2023年9月8日
【最高の間取りって?】
皆さんは最高の間取りというのはどんなものだと思いますか?
敷地を最大限に活用した間取りでしょうか。
または施主の要望を満たした間取りでしょうか。
ここで間取りに影響するプランニングや設備について考えてみましょう。
例えば
・ビルトインガレージ
・リビング階段
・ウォークインクローゼット
・アイランドキッチンなどがあります。
これらの間取りやプランは
欧米の広い敷地・広い間取り用のものという前提があります。
これを日本の生活スタイルに合わせていくことが大切です。
ビルトインガレージ
アメリカなど国土が広い国では車を重視したビルトインガレージの住宅が多く建てられてきました。
このような建て方にはアメリカは車社会である、という背景と車自体の盗難や住宅街の治安状態も影響しています。
日本では敷地の前に車を駐車するスペースを確保するケースが多いですが、これも治安がよいという表れでしょう。
よって車をビルドインにするしかない ケースを除いては敷地と間取りの利用度が落ちてしまうため、ビルドインガレージは最良とは言えないかも知れません。
リビング階段
住宅メーカーから提案されることが多いプランです
お子さんとのコミュニケーションがよく取れる間取りと提案されることが多いのですが果たしてそうでしょうか?
アメリカでリビング階段が多いのは子どもとのコミュニケーションのためではなくほとんどの家に玄関・靴を脱ぐスペースがなくドアを開けたらすぐにリビングだからです
またアメリカのリビングは広い為リビング階段での圧迫感があまり有りません。
デメリット
リビングに圧迫感が出てしまう
リビングにお客さんがいるとお風呂などに気を使う
ウォークインクローゼット
この画像を見ていただくとわかりますが、ごく一般的なウォークインクローゼットです。
~ポイント~
ウォークインクローゼットに人が入るための空間が必要
ウォークインクローゼットは服をかけるだけでなく見やすいようにまた、選びやすいようになっているため人が入るスペースが必要です
このスペースを確保すると布団や普段使っていない家具等大きなものが入れられない場合があります
この間取りも他に収納が確保できるような、大きめの間取りで有効となり、これも欧米から出た発想なのです
アイランドキッチン
アイランドキッチンは開放的な空間で料理できる為、憧れる方も多いと思います。
デメリット
キッチン自体と収納が離れていてそれぞれにスペースが必要
無理に作ろうとするとキッチン周りの他の動線が狭くなる
図面上ではスペースがあるように見えても実際はかなり狭く感じるということも多いようです。
これもやはり広い空間のある欧米型と言えます。
まとめ
まずはそれぞれの機能を単体で考えないということです
例えばウォークインクローゼットを作った結果、また住宅会社からの提案を
そのまま受け入れた結果、服は対してないのに他の物が収納できなくなってしまった等です。
次に広さに合った間取りプランを作るということです。
日本では欧米とは違い敷地も家の広さも限られている場合が多いです。
それなのに無理に提案を受け入れ 使い勝手が悪い家になったという話も聞きます。
最後に、間取りで家族のコミュニケーションを取ろうと思わないことです。
リビング階段などがその例ですが、子供が直接部屋に行かないようにすればコミュニケーションがうまくいくというものではありません。
欧米ではそれを理由にしているのではなく生活スタイルが違い、玄関がなく靴で直接リビングに入るためリビング階段になっているということです。
最高の間取りとはその家族にとって最も住みやすい間取りということです。
他の人と性格や考え方が違うように流行りなどではなく、皆さんにとって本当の意味でのオリジナルの家を建ててください。
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