■ 家賃を基準に購入価格を決定
失敗体験談
(宇都宮市 夫35歳 妻31歳 子供1歳)
(宇都宮市 夫35歳 妻31歳 子供1歳)
住宅展示場のチラシを見て訪問。以前からTVでCM放映されていた大手住宅メーカーを訪問し、数社検討し、商談に入る。その際に「予算はいくら位ですか?」と訊かれるが、自分たちに適した予算がわからず、現在、住んでいるアパートの家賃を基準に考えた。
①月々7万返済で借入できる住宅ローン額(金利0.55% 返済期間35年)
=2,674万
これでは「土地を買って家を建てること」が難しい予算となり、月々の支払額を大幅に考え直した。
②4,500万を金利0.55%で35年返済=月々117,810円の返済
毎月返済は月4万以上増えてしまうが「皆さん、そのくらいで家を建てています」「奥さんがパートに出れば大丈夫では?」などの住宅会社の営業マンの言葉もあり、予算を上げて検討を始める。
「月4万なら給料が上がっていけばなんとかなる」
「子供の教育費は保険で積み立てているから大丈夫」
しかし知り合いのファイナンシャルプランナーに将来の生活設計書を作成してもらうと…
「子供が19歳から22歳が赤字」
「60歳から65歳は収入がかなり減っているのに返済はそのまま」
「金利0.55%は最低金利。1%になったら返済していけない」
などの指摘があった。
改善POINT
●現在の低い金利や「現在の家賃」で計算した額ではなく、一生涯のライフプランを作成しましょう。