■ 当初予算よりオーバーした不安状態で契約

失敗体験談
(川口市 夫29歳 妻28歳)

 

家づくりを考え始め、自分たちの好みに合うデザインの住宅会社と商談を始めていた。
夫婦での年収合計は900万(夫550万、妻350万)であったので、住宅会社の担当者の予算判断は4,500万だった。貯金は100万程度。

土地の購入も必要なため、建物の金額が増えてきたと感じた時点で見積を依頼したところ

建物2,500万+土地(未定)1,800万+諸費用150万+外溝工事他150万=4,600万

となっていた。建物にはもう少し希望を追加したかったため、数回の面談後、建物にプラス150万の仕様追加を依頼した。

土地探しでは希望条件に近い立地と大きさの物件がプラス100万程度(2,100万)で契約。

その後に総予算を再計算してみたところ

建物2,650万+土地1,900万+諸費用200万+外溝工事他150万=4,900万

となった。毎月の返済額だけで計算していたため、月々の返済がプラス8,123円程度のプラス(金利0.75%、35年返済)のため、そのまま契約をした。しかしその後、ファイナンシャルプランナーに相談したところ、以下の数値を見せられた。

「300万を金利0.75%、35年返済した場合の金利は411,888円」

低い金利でも長期間借りると、利息をかなり払うことになると知った。

改善POINT
●少しの予算プラスでも住宅ローンでは利息も多くなることを知っておきましょう。
●予算が適切かどうかを第三者に相談するタイミングが必要。